2012年 ISPSハンダシンガポールクラシック

S.ヘンドがツアー2勝目、池田は2打差の6位/アジアンツアー最終日

2012/04/09 01:31
混戦を制し、4年ぶりとなるツアー通算2勝目を手にしたS.ヘンド (画像提供:アジアツアー)

シンガポールのオーキッドCCで開催された、男子アジアンツアー「ISPSハンダシンガポールクラシック」の最終日。初日から断続的にサンダーストームの猛威にさらされ、3日目までに繰り返された計10時間もの中断も響き、競技は54ホールに短縮へ。選手たちは悪天候と変則的な進行との戦いを強いられた。

その中で勝利を手にしたのは、通算11アンダーでフィニッシュしたスコット・ヘンド(オーストラリア)。混戦模様の展開の中、第3ラウンドのバックナインで12番、16番とバーディを重ね、最終18番をバーディフィニッシュ。辛くも1打差で接戦を制し、08年以来となるツアー通算2勝目を飾った。

池田勇太は第2、第3ラウンドで「66」をマークする猛追を見せるも、首位に2打及ばずの通算9アンダー6位タイ。ツアー初タイトルには惜しくも届かなかったが、翌週に迫った国内ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」に向けて弾みをつける一戦となった。

その他の日本勢では、片岡大育が通算6アンダーの16位タイ。谷昭範は通算2オーバーの69位タイでフィニッシュしている。

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