アジア大会で20年ぶり金メダル 中島啓太はプロ転向せず

ジャカルタ・アジア大会のゴルフ競技で、日本人男子として20年ぶりに金メダルを獲得した中島啓太（代々木高3年）が27日、帰国し羽田空港で記者会見を行った。

個人として1998年バンコク大会の近藤智弘以来の頂点を抱いた。男子団体でも同年以来の金メダルとなった。「コースマネジメントも間違えずに丁寧に安定してプレーできた。団体戦で金メダルを獲るのが大きな目標だった」と胸を張った。

1月の「オーストラリア・アマチュア選手権」で優勝し、今月の「日本ジュニア」では3位。注目の進路については大学進学を決意したと明かし「すごく悩んだが、3月にプロには行かないと決めた。プロになったら、すぐに海外に行きたいので。世界アマチュアランキングを上げて国際試合で活躍していけたらいい。いろんな人のアドバイスを聞いて大学を決めたい」と話した。