橋爪が日本人としてADT初制覇!/PGM LADA ランカウイマスターズ

2013/05/01 12:22
日本人として初めてアジアンツアーの下部ツアーを制した橋爪光彦 (画像提供:アジアンツアー)

28日、マレーシアにあるグナン・ラヤ・ゴルフリゾートで開催されていたアジアンデベロップメントツアー(ADTツアー/アジアンツアーの下部ツアー)第5戦、「PGM LADA ランカウイマスターズ」で、橋爪光彦(28歳)が日本人として同ツアー初優勝を飾った。

4日間、72ホールで争われた同大会、最終日に首位と4打差からスタートした橋爪は、最終日に2つスコアを伸ばして首位タイでホールアウト。勝負の行方は、リンゼイ・レノルド(カナダ)とのプレーオフに持ち越された。

1ホール目は共にパー。雷雨による中断を挟んで再開されたプレーオフ2ホール目に、橋爪は第2打をピンそば60センチにつけるショットを放ち、バーディとしてレノルドに引導を渡した。

「勝つことができてとても嬉しい。昨日は4打差をつけられていたので、勝つなんて思いもしなかった。経験を積むためにADTでプレーをしたいと思った。このツアーは素晴らしいし、上達することができる」と橋爪は微笑んだ。

優勝賞金は11,275ドル(約110万円)で、これにより橋爪はADTの賞金ランキング3位に浮上。シーズン終了時に同ランク3位に入れば、翌年度のアジアンツアーのシード権を獲得できる。また同ツアーは、2013年からワールドランキングポイントが付与されることになっており、この優勝で橋爪は6ポイントを獲得している。