アマ・その他ツアー

日本アマ最終日/櫻井勝之が日本学生に続き2冠達成!

2011/07/09 17:49
36ホールを戦い抜き、櫻井勝之が初タイトル獲得

愛知県の三好カントリー倶楽部・西コースで開催されている「日本アマチュア選手権競技」の最終日。36ホールのマッチプレー決勝戦と18ホールの3位決定戦が行われ、藤本佳則櫻井勝之の決勝戦は、36ホールを戦った結果、櫻井が1アップで勝利を収めた。

1番で藤本が1アップのリードを奪い、15番で3アップまでリードを広げた。その後は一進一退の攻防となったが、24ホール目に櫻井がバーディを奪うと、27ホール目まで4ホール連続で櫻井が奪い、逆に1アップのリードを奪う。

終盤に入り、33ホール目のパー5で櫻井が3パットでボギーを叩き、この時点でオールスクエアとなる。しかし、34ホール目のパー3で今度は藤本が1.5mのパーパットを外して再び櫻井が1アップ。

そして最終36ホール目、藤本のバーディパットはカップに向かったが、真上に跳ねてカップの淵で止まりパー。櫻井はピンの右手前に2オンし、4mを2パットのパーで締めて1アップでの勝利が決まった。

櫻井は昨年の日本学生ゴルフ選手権競技でも優勝を果たしているため、これで日本ゴルフ協会が主催するビッグタイトルを2つ獲得することになった。3位決定戦は、浅地洋佑古田幸希を3アンド2で下した。

■ 決勝戦

勝者/結果/敗者
櫻井勝之/1UP/藤本佳則

■ 3位決定戦

浅地洋佑/3&2/古田幸希

水分は必要ですが、一気に半分飲むのは少し飲みすぎかも
アプローチが惜しくもカップをかすめて崩れ落ちる浅地洋佑
パッティングも決まらず苦しいラウンドだったが古田を振り切り3位に
迫力満点です。目標が格闘家の山本KIDですから筋肉の塊です
表情豊かな藤本佳則。「なんでそっちに切れるの?」という表情
白縁のサングラスで一人涼しげにプレーを続けた櫻井勝之
前半はパッティングが決まらず苦戦した櫻井勝之
表彰式では感極まって思わず涙をこぼすシーンも
最終日に残った4人。右から2番目が優勝した櫻井勝之