2011年 東北地方太平洋沖地震

大山、選手の声を代弁「今度は私たちが助けていければ」

2011/03/12 12:43
ミーティング委員長の大山志保が、報道陣に対し選手の総意を代弁

11日(金)に発生した大震災の影響を受け、「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」の中止が決定したのが同日午後10時30分。その後、日本女子プロゴルフ協会が、選手の宿泊するホテルに中止決定のファックスを送り通知。翌12日の午前8時に選手全員を集め、選手ミーティングが開かれた。

その場では、震災や被災者の方々に対し、協会として何ができるかの話し合いも行われた。ミーティング委員長である大山志保は、「これまで行ったチャリティ活動で集まったお金を寄付したい、という声も挙がっていた」と内容を説明。口座を開設して募金を集う案、任意で寄付を行う案など、活発な意見交換が為されたという。「これまで、自分たちがギャラリーの皆さんに応援していただいた。今度は私たちが助けていければと思います。みんな、そういう意思でした」と、選手たちの総意を代弁する。

ミーティング副委員長の馬場ゆかりも、「いろいろな意見があるので簡単には決められないが、毎週行っているチャリティ販売の工夫など、これからも話し合って最善策を見つけていきたい」と考えを巡らせていた。

ミーティング副委員長の馬場ゆかりも今後の対応に考えを巡らせていた

2011年 東北地方太平洋沖地震