「2004世界ゴルフ殿堂入り」決定!!
「2004世界ゴルフ殿堂入り」候補37人の中から4人の殿堂入りが決定した。PGAツアーの投票、インターナショナルの投票ベテランカテゴリーと生涯功労カテゴリーの4つの部門からそれぞれ1人ずつが選ばれ、PGAツアーコミッショナーのティム・フィンチェムが発表した。今回でゴルフ殿堂入りを果たしたメンバーは100人となった。日本の青木功はインタナーショナルの投票で選ばれ「皆さんに感謝いたします。とても幸せです」と英語で挨拶した。
PGAツアーの投票で選ばれたのはトム・カイト。カイトはPGAのレギュラートーナメントで18勝、その他1982年に全米オープンを制している。
トム・カイト
「とても嬉しく思います。殿堂入りは私にとって長年の夢でした。まさかこんなに早くその夢を実現できるとは思いませんでした。今日ここに集まっていただいた素晴らしい男性及び女性の方々と一緒に殿堂入りを果たすことは光栄の極みです」
生涯功労カテゴリーで選ばれたのはチャーリー・シフォード。シフォードは黒人として初めてPGAツアーにフル参戦。ゴルフ界で人種差別撤廃の牽引者となった。
チャーリー・シフォード
「この栄誉を長い間待ち望んでいました。我ながらよくここまで頑張ってきたと思います。あくまでも私自身の意見ですけどね。アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤーといった素晴らしい選手の仲間入りを果たすことができてこんなに幸せなことはありません」
ベテランカテゴリーで選ばれたのはマーリーネ・スチュワート・ストレイツ。ストレイツはアマチュアとして60年間に渡り活躍。アマチュアのビッグイベントに関しては各10年期で最低1勝を挙げている。
マーリーネ・スチュワート・ストレイツ
「とても誇りに思います。まさに晴天の霹靂で驚いてしまいました。私は生涯ゴルフを愛し続けてきました。ゴルフ界に、そして若い人々に恩返しをしたいと思っています。私の殿堂入りは祖国カナダにとって多きな名誉です」