タイガーが3年ぶりに来日! イベントで世界の技を披露
2009/11/02 19:05
今シーズンの「FedEx Cup」で頂点に返り咲いたタイガー・ウッズが、2日(月)に千葉県の成田ゴルフ倶楽部で催されたナイキゴルフのイベントにスペシャルゲストとして参加。およそ3年ぶりの来日を果たし、会場には多くの報道陣が詰め掛けた。
タイガーにはピンマイクが装着され、肉声がスピーカーから流れる仕組み。ショット練習、パッティング練習を披露しながら、スタート前の練習方法や心構えなどを細かに説明した。「最初はSWで、40から50ヤードを方向を定めず打ち始めます…」、「SW、8I、4I、5W、3W、ドライバーの順に打ち、8I、SWと戻して最後はスタートホールのティショットで使うクラブを打って終わります…」等々。テレビだけでは知り得ない貴重な話に、取り囲む人々は食い入るように聞き入っていた。
その後、2007年の世界ジュニアで2位に入るなど、将来が有望視されているオーストラリア在住の加賀崎航太くん(12)とともにエキシビジョンマッチをプレー。1打ごとに状況や打ち方の解説をしながら、9ホールをラウンドした。残り92ヤードのアプローチを9番アイアンで打ち、スピンがかかり過ぎない低く抑えたボールでピタリと寄せるなど、世界ナンバーワンの技を次々と披露。笑顔も多く見られ、最後まで和やかな雰囲気で進行した。
「僕の頭の中を覗かせるのは怖かったけど、アイディアも面白いし僕も楽しめた。とても楽しいイベントだったよ」とタイガー。今週5日(木)に中国で開幕する世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」が控えており、イベント終了後は成田空港に向かい、早々に戦いの舞台へと飛び立った。