浅井咲希はドライバーが不調 “開幕戦”へ不安

2020/06/18 12:20
渋い表情を見せながらティショットを放つ浅井咲希

◇医療従事者支援チャリティゴルフカップ supported by ELECOM 最終日(17日)◇よみうりCC(兵庫)◇男子7236yd(パー72)/女子6404yd(パー72)

昨季ツアー初優勝を飾り、2019年の賞金ランキング33位の浅井咲希は「74」と渋い表情でラウンドを終えた。「微妙でした。チャンスにもつかなかったし、パットも全然入りませんでした。駄目な部分が重なった」と通算1アンダー13位の大会を総括した。

不振の原因はドライバーだ。「全然ドローが出ない。私は右を向いてドローするのが普通なのに、右向いてフェードする。きょうはアイアンでティショットを打つこともありました」と深刻ぶりを見せる。19年12月「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」から狂い始めたという。

新型コロナウイルス感染拡大のため中止が続いていた国内女子ツアーは無観客ながらも「アース・モンダミンカップ」(25日開幕/千葉・カメリアヒルズCC)で“開幕”する。

「いきなりアースに出るよりは良かった。いい準備になりました」。ディフェンディング王者として迎えるはずだった8月「CATレディース」は同ウイルス感染拡大防止のために中止が決定。修正できる時間は限られているが、悔しい気持ちも結果につなげたい。(編集部・玉木充)