米国ゴルフ場の8割超が営業再開へ 3つの州で閉鎖続く

2020/05/05 17:17
ミシガン湖を望むウィスコンシン州のウィスリングストレイツも営業再開。9月に「ライダーカップ」開催を予定している (Joe Robbins/Getty Images)

米国のナショナルゴルフファンデーションは、4日時点で50ある州のうちメリーランド、マサチューセッツ、バーモントの3州を除いてすでにゴルフ場の営業を再開、または再開する時期を発表したと報告した。

過去10日間でイリノイ、メイン、ミシガン、ニュージャージー、ニューメキシコ、ネバダ、ペンシルベニア、ウィスコンシンと8つの州が営業の再開を認め、ニューヨーク、ハワイ、カリフォルニアでは制限が大幅に緩和された。ワシントンは5日、ニューハンプシャーは11日を予定しており、先月26日時点で58%だった米国内の営業再開コースは週内にも80%を超え、今月中旬には90%に届く見込みと予想している。

ただ、カリフォルニアでもロサンゼルスのように依然として営業を再開していない地域はあり、47州のすべてのコースが営業を再開したわけではないという(アラスカはまだプレーできない時期)。また、閉鎖を解かれてもゴルフカートの利用は原則1人1台、組同士の間隔をあける、フードサービスの制限など様々な感染防止策を講じる必要があり、完全な形での営業再開には至っていない。