「まずは絶対1勝する!」上田桃子が決意表明
2007/12/06 18:47
明日から千葉県市原市のキングフィールズゴルフクラブで開幕する国内男・女・シニアの3ツアーによる対抗戦「日立3ツアーズ選手権」に出場する上田桃子が、米国でのLPGA新人研修を終えた足で成田から会場に駆けつけ、大勢の記者を前に帰国会見を行った。
今年のミズノクラシックの勝利によって、来季1年間の米国ツアーのシード権を獲得した上田。「大変だとは思うけど、来年はチャレンジの年にしたいので、極力試合には出たい」と、来季は日米のツアーを半分ずつ出る方針だ。
米国での目標を聞かれた上田は、「まずは絶対に1勝をする。1勝出来れば、2勝、3勝と出来ると思うので」と、参戦1年目から勝利を目指すことを宣言した。
鍛えるべきポイントも見えてきた。「今回も疲れたので、まずは体力をつけたいです。あとは、向こうでも沢山の人に話し掛けられたけど、英語があまり話せないのが辛かった。体力と英語ですね」。広大なアメリカで戦うために、基礎的な力をつけないといけないことを痛感した。
研修中はLPGA本部内にあるコースも視察。初めて訪れた米国本土の芝の印象は、「太くて固い」。だが、上田にとっては不安よりも「早くプレーしてみたい」と、期待の方が膨らんだ。年間スケジュールはこれから考えるというものの、ハワイで行われる開幕戦には出場の意向を示している。
最後は「Next Year, I’m looking forward to play in U.S. also in Japan. I’ll try my best , thank you.(来年、アメリカと日本でプレーすることを楽しみにしています。ベストを尽くします。ありがとうございます)」と英語で締めくくった上田。来年はアメリカでピーチ旋風を巻き起こすつもりだ。