重圧から解放された最高の笑顔 2019年ベストショット3選【大澤進二】
2019/12/26 19:09
2019年も、緑の芝の上でさまざまなドラマが生まれた。光と影、風を感じながら、フォトグラファーたちは二度と繰り返されることのない瞬間を切り取ってきた。GDOとともに国内外を渡り歩いたプロフェッショナルが選んだ今年の3枚。第2回は大澤進二カメラマン編。
<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日 鈴木愛>
激闘になった2019年の国内女子ツアーで、みごと賞金女王に輝いた鈴木愛。故障と戦いながらも年間7勝を挙げて、2年ぶりに女王へと返り咲いた。
タラレバではあるけれど、故障でツアーを離れる期間がなければ、もっと勝っていたかもしれない。すべての重圧から解放された、最高の笑顔。やったね、愛ちゃん!
<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日 鈴木愛、渋野日向子、申ジエ>
最終戦まで楽しませてくれた鈴木愛、渋野日向子、申ジエ(韓国)の3人。愛ちゃんは賞金女王、しぶこは海外メジャー「AIG全英女子オープン」優勝、ジエちゃんは平均ストローク記録更新と、みんなゴルフ界をにぎわせてくれた。
最終戦は、ゴルフファンも、撮影している僕たちも、わくわくドキドキの連続だった。最後まで女王を争った3人も、競技が終われば“ノーサイド”。みんな笑顔で撮影に応じてくれた。
<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日 イ・ボミ>
復活をいつか、いつかと待ちながら…。後半戦の「マスターズGCレディース」と「リコーカップ」では、もしかして復活優勝? と思わせるプレーだった。今も人気が高いボミちゃん。惜しくも優勝には届かなかったけれど、調子が上がるにつれてファンの期待は高まり、応援もますます熱を帯びていった。
いよいよ今オフには結婚の予定。おめでとう! 結婚してもボミちゃんの笑顔を撮り続けたいと思います。