金谷拓実がオーストラリアで首位発進 居並ぶプロに2打差
2019/12/05 16:45
◇豪州男子◇エミレーツ・オーストラリアオープン 初日(5日)◇オーストラリアGC(オーストラリア)◇パー71
オーストラリアのナショナルオープンが開幕。11月の日本ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」で史上4人目のアマチュア優勝を飾った金谷拓実(東北福祉大3年)が首位で滑り出した。スタートの10番からの4連続を含む7バーディ、1ボギーの「65」をマークして6アンダーとした。
大会はシドニー近郊で開催。オーストラリア東海岸のニューサウスウェールズ州では今月、大規模な山火事が起こり、一部で非常事態宣言も出た。煙でコースが覆われる時間帯もあり、プレーへの影響を訴える選手もいる。
同じくアマチュアのユ・チュンアン(台湾)が6アンダーのトップで並んだ。2打差の4アンダー3位にマット・ジョーンズら3人のオーストラリア勢がつけた。キャメロン・スミス(オーストラリア)、ポール・ケーシー(イングランド)、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)らが3アンダー6位で発進した。
次週、メルボルンでの米国選抜との対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」を母国で迎えるマーク・レイシュマンは2アンダー21位タイ。アダム・スコットは4オーバー110位タイと出遅れた。もうひとりの日本勢、山脇健斗(カリフォルニア大バークレー校1年)は5オーバー119位タイ。
今大会の上位3人(10位以内/有資格者を除く)は2020年のメジャー最終戦「全英オープン」(ロイヤルセントジョージズGC)の出場権を手にする。