石川遼、女子プロ引き連れ父の仕事関係者に恩返し!
12月16日、埼玉県の森林公園ゴルフ倶楽部で「さいしん創立60周年記念チャリティゴルフ大会」が開催された。さいしんとは、埼玉県信用金庫のことで、石川遼の父親・勝美氏が現在も在籍する会社だ。その60周年を記念したゴルフ大会ということで、石川遼は積極的に参加した。
前日には大宮市内で前夜祭が開催され、石川のキャディバッグが40万円以上で落札されるなど、大会前から盛り上がりを見せた。オークションで落札された金額などは、社会福祉を目的として埼玉県および市町村などに寄付されることになっている。
ゴルフ大会当日は、快晴となったが、コース周辺の朝方の最低気温は0度。日陰に入ると身体の芯まで冷えるほどの寒さだったが、石川とのラウンドでわくわく顔のアマチュアの姿が目立った。8時26分に1番ホールからスタートした石川は、2ホールずつ、アマチュアとラウンド。この日はホストプレーヤーとしての仕事も、移動も大変だったため、自分のスコアは正確には覚えていないという。
最終18番の290ヤード、パー4では、ドライバーショットで1オンに挑戦。ボールは狙った方向に飛び出したが、わずかに右側に逸れてしまった。それでも、グリーン周辺で待ち受けていた関係者からは大きな歓声が上がった。石川のボールがダイレクトにグリーンをオーバーし、奥のラフまで飛んできたからだ。
この日石川などとラウンドが出来たのは、15会場の予選会を勝ち上がってきたアマチュア120名。信用金庫の得意先でゴルフをしない方々は、ギャラリーとして石川のラウンドを見て歩いた。
ラウンド後、石川は「今日は昔から知っている方や、お前のことは3歳から知っているぞという方など、いろんな方にお会いできてよかったです。父が仕事関係でお世話になっている方々に、きれいに言えば恩返しとなるのでしょか、お礼が出来たことは嬉しいです」とコメント。
また、ラウンド後には、この日ラウンドに付き合った女子プロゴルファーの渡辺聖衣子、大場美智恵、有村智恵を加え、アマチュアの代表選手たちとのパッティング勝負を行った。この日、関係者でギャラリーとして駆けつけた200名も日が暮れる寸前まで行われたパッティング対決をじっと見守っていた。