2023年 ソルハイムカップ

初の同ポイント決着 規定により欧州選抜が3連覇を達成

2023/09/25 07:16
タイトル防衛を果たした欧州選抜。チーム初の3連覇を遂げた(Stuart Franklin/Getty Images)

◇欧州選抜VS米国選抜◇ソルハイムカップ 最終日(24日)◇フィンカ・コルテシン (スペイン)◇6318yd(パー71)

同ポイントで迎えた最終日は、両チームの全選手が出場するシングルスのマッチプレー12試合が行われた。ともに5勝5敗2分け(勝ち:1pt/分け:0.5pt)で6ptずつを加算し、3日間の合計ポイントは14対14で終了。18回目の開催で初めてとなるタイスコア決着となったが、規定により前回覇者である欧州選抜がタイトルを防衛した。

欧州選抜はチームとして初の大会3連覇を達成。米国選抜は2017年以来となるタイトル奪還を逃し、通算成績は米国選抜の10勝、欧州選抜の8勝となった。

欧州選抜は、地元スペインから唯一出場したカルロタ・シガンダがタイトル防衛に大きく貢献した。初日と2日目のダブルスマッチプレーでは出場した3試合で全勝。11組目に入った最終日のシングルス戦でも世界ランキング3位のネリー・コルダを2&1で破り、チームの勝利を決定づける14ポイント目を獲得した。

2025年の次回大会は米国が舞台となり、バージニア州のロバート・トレント・ジョーンズ・ゴルフクラブで開催される。

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