上田が首位タイに浮上し、米ツアー制覇に王手!
2007/11/06 18:29
三重県志摩市の近鉄賢島カンツリークラブで行われている米国女子ツアー公式戦(国内女子ツアー第33戦)の「ミズノクラシック」2日目。米国ツアーメンバーを相手に、国内ツアーメンバーも互角の戦いを見せている。
朝のうちは厳しい寒さが残ったが、昼前には太陽が顔を出し、時折強い風が吹くものの汗ばむ陽気となった大会2日目。この日ベストの「67」で回って首位を捉えたのは、史上最年少で賞金女王を目指す上田桃子だ。
昨年の同大会でも、2日目に「64」を叩き出し一躍単独首位に浮上。しかし、その時はまだ未勝利で、最終日は「74」と崩れてしまった。だが、今年に入り初勝利を含む3勝を挙げ、フランスで行われたエビアンマスターズでも優勝争いに加わるなど今季は大躍進。「去年と今年では技術も自信も全然違う」と、初の米ツアー制覇を目前に落ち着きを見せている。
同じく首位タイに並ぶのはイングランドのローラ・デービース。14番まで通算9アンダーで単独首位に立っていたが、14番のグリーン上で有村智恵のラインと重なっていたために移動したボールマークを戻し忘れてストロークをしてしまい、2打罰のダブルボギー。自分への怒りを露にした。
3位以下は混戦模様。通算6アンダーの3位タイには、スウェーデンのマリア・ヨース、中田美枝、レイリー・ランキンの3人が続く。原江里菜、有村の2人は通算5アンダーの6位タイ。横峯さくらは21位タイ。宮里藍は通算5オーバーの61位タイ。