2017年 エビアン選手権

宮里藍が現役最終戦へ 米ツアー初優勝のエビアン選手権14日開幕

2017/09/11 11:45
宮里藍は米ツアー初優勝を遂げた地で選手生活を締めくくる※写真は2009年「エビアンマスターズ」(Stuart Franklin/Getty Images)

◇海外女子メジャー◇エビアン選手権 事前情報◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6470yd(パー71)

海外女子メジャー最終戦「エビアン選手権」(14日開幕)が、宮里藍にとって現役最後の試合となる。今季限りでの引退を表明した宮里が自身の最終戦に選んだのは、米ツアー初優勝を飾った思い出の地での試合。過去2勝(2009年、11年)を挙げたレマン湖のほとりにあるリゾートで、有終へと向かう。

2003年に高校生でプロ転向をした宮里は、06年から米国女子ツアーに参戦。15年目を迎えたプロ生活で、これまで国内15勝、米国9勝を積み上げてきた。10年には世界ランク1位にも上り詰めたが、海外メジャーでの勝利はない(エビアン選手権は13年にメジャー昇格)。直近の試合で今季ベストの5位に入り、調子は上向き。最後のメジャーで初制覇を達成できるか注目だ。

昨年大会は、チョン・インジ(韓国)が男女を通じてメジャー最多アンダーパーとなる通算21アンダーでメジャー2勝目を遂げた。宮里は予選落ちした。

日本からは野村敏京上原彩子も参戦する。

【主な出場予定選手】
チョン・インジ宮里藍ポーラ・クリーマーアサハラ・ムニョス野村敏京アンナ・ノルドクビストフォン・シャンシャンパク・ソンヒョンスーザン・ペターセンモーガン・プレッセルブルック・ヘンダーソンユ・ソヨンジュリ・インクスターアリヤ・ジュタヌガンキム・インキョンレキシー・トンプソンリディア・コーカリー・ウェブ上原彩子

このコンビも今週が最後
世界ランク1位だけど気さくです
ついに明日現役最後の試合が始まります
パットはクロスハンドグリップ
レマン湖をバックにプロアマ戦
明日は曇りのち雨の予報

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