野村敏京が米ツアー3勝目 死闘6ホールのプレーオフ制す
2017/05/01 10:09
◇米国女子◇ボランティア・オブ・アメリカ テキサスLPGAシュートアウト 最終日(30日)◇ラスコリナスCC(テキサス州)◇6441yd(パー71)
強風が吹き荒れ、選手らがスコアメークに苦しんだ最終日。単独首位で出た野村敏京が2バーディ、5ボギー1ダブルボギーの「76」でプレー。通算3アンダーで並んだクリスティ・カーを6ホールに及んだプレーオフで下し、今季初勝利を挙げた。2016年4月の「スウィンギングスカートLPGA」に続くツアー通算3勝目。
プレーオフは18番(パー5)で繰り返された。5ホール目まで両者とも譲らず、パーを並べた。6ホール目で、野村はフェアウェイセンターからの第2打を、3Wでピンそば2.5mに寄せてイーグルチャンス。このパットは惜しくもカップ際で止まったが、バーディを奪って勝負を決め、スタートから約7時間半に及ぶ死闘を制した。
最終組で出た野村は一時5打のリードを築いたが、17番でダブルボギーを喫し、ひとつ前の組を回るカーに逆転された。18番で2mのバーディパットを沈め、追いついた。
野村は「「1日長かった。プレーオフ6ホール目の2打目がすばらしい1打になった。(勝因は)正規の17番でダボを打った後、18番のバーディが大きかった」と語った。
通算1アンダーの3位にジェシカ・コルダ。パク・ソンヒョン(韓国)が通算イーブンパーの4位に入った。
【最終成績】
優勝/-3/野村敏京
2/-3/クリスティ・カー
3/-1/ジェシカ・コルダ
4/E/パク・ソンヒョン
5T/+1/チ・ウンヒ、エンジェル・イン、ミンジー・リー、ハー・ミジョン、
9T/+2/エイミー・ヤン、チャーリー・ハル、ユ・ソヨン、アリヤ・ジュタヌガン