上位不在で、好調の上田、宮里にチャンス到来
2008/07/03 16:44
米国女子ツアー第18戦「P&Gビューティ NWアーカンソークラシック」が、7月4日(金)から6日(日)までの3日間、アーカンソー州にあるピナクルCCで開催される。昨年の同大会は、初日から雨に見舞われ、大会は18ホールに短縮されて終了。アマチュアのステイシー・ルイスが単独首位となったが、競技は不成立に終わっている。
今年は、開催時期が9月から7月に変更され、新しくP&G ビューティというスポンサーもついた。同大会初のチャンピオン誕生が期待されている。
昨年、幻のチャンピオンとなったステイシー・ルイスは、今年はプロとして参戦。前週のプロデビュー戦「全米女子オープン」では、3位タイに入る活躍を見せているだけに、今年も台風の目となりそうだ。
また、好調を維持する上田桃子、宮里藍の両日本人にも期待が掛かる。特に上田は、一時帰国した「サントリーレディス」で優勝、米ツアー復帰戦の「全米女子オープン」でも日本人最上位の13位タイと、安定した成績を残している。勢いに乗って、米ツアーでも今季初優勝といきたいところだ。
その他、前週初優勝を果たしたインビー・パーク(韓国)や、ポーラ・クリーマーらの強豪が出場予定。ただし、現在賞金ランキングトップのロレーナ・オチョア(メキシコ)と2位のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は出場しない為、上位争いは混戦となりそうだ。