2008年 SBSオープンatタートルベイ

桃子、米デビュー初戦から最終組でアニカと対決!

2008/02/16 15:42
デビュー戦でいきなり優勝争いを繰り広げる上田桃子

ハワイ州タートルベイリゾートGCで行われている米国女子ツアー開幕戦「SBSオープン」の2日目、米ツアーデビュー戦の上田桃子(22=ソニー)が快進撃を見せている。

1アンダーの23位タイで迎えた大会2日目。初日に続いて3番パー5でバーディを奪うと、4番パー3でハザード内のラフからのアプローチを寄せきれずにボギーとするが、すぐに続く5番で下り8mのパットをねじ込んでスコアを戻す。

迎えた6番。ティショットはフェアウェイ右のバンカーにキャリーで入り、目玉になってしまう不運。「寄せワンでパーを拾おう」と気持ちをすぐに切り替えたという上田は、2打目でフェアウェイに戻すと、残り118ヤードを52度のウェッジでピンを狙う。このボールは、グリーン手前に落ちるとするするとピンに向かい、「カシャン」という音とともにカップに消えた。

このバーディで勢いづくと、続く7番でも2mを沈めて3連続のバーディ奪取。9番パー5では2オンに成功し、10mを2パットで楽々バーディを奪うと、リーダーズボードの一番上に「UEDA」の文字が躍った。

上がりの17番、18番でもバーディを奪った上田は、8バーディ3ボギーの「67」で5つスコアを伸ばして通算6アンダーとし、3位タイで最終日を迎えることとなった。

通算7アンダーで首位に立つのは、アニカ・ソレンスタムとエリカ・ブラスバーグの2人。上田は、最終日にトップの2人と最終組で回ることになった。「誰が相手でも伸ばせるだけ伸ばしたい」と、意気込む上田。一方の宮里藍は、通算9オーバーとスコアを伸ばせず予選敗退。「桃子、頑張れ!」とコメントを残し、会場を後にした。

怪我から復調し、2年ぶりの優勝を狙うアニカ・ソレンスタム
この日ベストの「65」で8位タイに浮上した昨年の新人王、アンジェラ・朴
通算6アンダーから逆転優勝を目指すジェーン・パーク
クリーマーはスコアを伸ばせず一歩後退

2008年 SBSオープンatタートルベイ