2014年 CMEグループ・ツアー選手権

コーが有終の今季3勝目 ポイントレースを制し100万ドルを手に

2014/11/24 08:50
最終戦を制し、ポイントレースの初代王者に君臨したL.コー。最後まで輝きを放つルーキーイヤーとなった(Sam Greenwood/Getty Images)

◇米国女子◇CMEグループ・ツアー選手権 最終日◇ティブロンGC(フロリダ州)◇パー72

シーズン最終戦は三つ巴のプレーオフに突入。初日から首位を守っていたフリエタ・グラナダ(パラグアイ)が2ホール目で脱落したあと、ルーキー・オブ・ザ・イヤーが確定している17歳のリディア・コー(ニュージーランド)が、4ホール目でボギーを喫したカルロタ・シガンダ(スペイン)を振り切り、今季3勝目を挙げた。

最終日、グラナダが4バーディ、3ボギーと伸び悩んだ中、4バーディ、ノーボギーの「68」をマークしたコー、2位から出て2つスコアを伸ばしたシガンダが追いつき、通算10アンダーで並びプレーオフに進出した。

コーは最終戦の勝利により、ルーキーイヤーにして今季から新設されたポイントレースで3位からトップに浮上。初代タイトルホルダーとして歴史に名前を刻み、100万ドルのボーナスも手中に収めた。獲得賞金総額(ボーナスは加算されない)は約209万ドル(約2億4500万円)に乗せ、賞金ランキング3位という好成績で終えた。

通算8アンダーの4位にモーガン・プレッセルミッシェル・ウィサンドラ・ガル(ドイツ)が通算7アンダーの5位で並んだ。

ステーシー・ルイスは通算4アンダーの9位。ポイントレースこそコーに逆転を許したが、賞金女王(獲得賞金総額約254万ドル)、プレーヤー・オブ・ザ・イヤー、ベアトロフィ(平均ストローク)の3冠を達成した。

朴仁妃(韓国)は通算イーブンパーの24位。賞金ランクは2位(獲得賞金総額約223万ドル)にとどまり、今季は無冠に終わった。

日本勢では、上原彩子は最終日も「77」と振るわず、通算15オーバーの60位で2年目のシーズン最終戦を終えた。

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