上原彩子は初優勝ならず フォン・シャンシャンが逆転

◇米国女子◇サイム・ダービー LPGA マレーシア 最終日◇クアラルンプールG&CC（マレーシア）◇6,246ヤード（パー71）

米国ツアー初優勝へ3打差からの逆転を狙った上原彩子は、1バーディ、3ボギー「73」と2つ落とし、通算9アンダーの16位タイで終戦。優勝スコアには9ストローク届かず、ツアー2年目での初タイトル獲得はならなかった。

通算18アンダーで優勝したのは、3位から「63」を叩き出したフォン・シャンシャン（中国）。後半11番から4連続バーディ、さらに16番（パー5）でイーグルとサンデーバックナインに爆発し、後続に3打差をつける鮮やかな逆転劇だった。

通算15アンダーの2位に、単独首位からの逃げ切りに失敗したポルナノン・ファトラム（タイ）。通算14アンダーの3位に、フォンに並ぶ「63」をマークしたパニーラ・リンドバーグ（スウェーデン）と、チェラ・チョイ、リュー・ソヨンの韓国勢が続いた。

賞金ランキングトップを走るステーシー・ルイスは通算7アンダーの21位。前年優勝のレクシー・トンプソンは通算1アンダーの41位に終わった。

＜主な順位＞
スコア／順位／選手名
優勝／－18／フォン・シャンシャン
2／－15／P.ファトラム
3／－14／P.リンドバーグ、リュー・ソヨン、チェラ・チョイ
6／－13／チェ・ナヨン
・
16T／－9／上原彩子 ほか
21T／－7／S.ルイス ほか
41T／－1／L.トンプソン ほか