2014年 ヨコハマタイヤLPGAクラシック

宮里藍が急浮上16位 有村智恵は予選会出場が濃厚に

2014/09/20 08:37
大会2日目、1打差3位から出たP.レトが通算13アンダーに伸ばし首位に立った(Sam Greenwood/Getty Images)

◇米国女子◇ヨコハマタイヤLPGAクラシック 2日目◇RTJゴルフトレイル(アラバマ州)◇6,607ヤード(パー72)

3位タイからスタートした南アフリカのポーラ・レトが「66」で回り、通算13アンダー。2位のハー・ミジョン(韓国)に3打差をつけて単独首位に立った。前身の2012年「ナビスターLPGAクラシック」を制してディフェンディングチャンピオンとして出場しているステーシー・ルイスは通算9アンダーで、首位から3位に後退した。

日本勢は初日4位発進を決めた上原彩子が4バーディ、5ボギーの「73」とスコアを落とし、通算5アンダー10位タイに後退したものの、トップ10をキープして決勝ラウンド進出。75位タイから出た宮里藍は、出だし1番をボギーとしながら、その後6バーディを奪って「67」をマーク。通算4アンダーとして宮里美香らに並ぶ16位タイに順位を上げた。野村敏京は2つスコアを伸ばして2アンダーの34位タイ。

有村智恵は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせず、通算3オーバーの77位タイで予選落ちを喫した。ツアーは次戦から出場選手数が絞られるアジアシリーズに入り、賞金ランキング103位と低迷する有村の参戦可否は不透明。翌シーズンのシード権獲得圏は上位80位までとなっており、年末に行われる来季出場権をかけた予選会に回る可能性がさらに高くなった。

2014年 ヨコハマタイヤLPGAクラシック