2009年 LPGAステートファームクラシック

優勝はI-K.キム、宮里藍は6位タイで終える

2009/06/08 08:40
熾烈なバーディ合戦を制し、今シーズン初勝利を飾ったI-K.キム(Christian Petersen /Getty Images)

イリノイ州にあるパンサークリークCCで開催されている、米国女子ツアー第11戦「LPGAステートファームクラシック」の最終日。通算17アンダーでI-K.キムが今季初優勝を手にしている。宮里藍はキムと3打差の6位タイで大会を終えた。

首位と2打差の4位タイで最終日を迎え、初優勝への期待も高まっていた宮里藍。スタートホールからバーディを奪ったが、その後はパープレーが続く。8番で2つ目のバーディを決めるも、直後の9番でボギーを叩き、1つスコアを伸ばして前半を終了。後半は12番でバーディを奪った後、13番でイーグルをマーク。追撃態勢に入るも15番でボギー。直後にバーディを奪い返したが、追い上げもここまで。通算14アンダー、6位タイでフィニッシュした。優勝には届かなかったが、これでトップ10フィニッシュは今季5度目。悲願の初優勝は目前に迫っている。

宮里藍と並んで4位タイからスタートしたキム。前半、スタートホールのバーディを含め、4バーディ1ボギーで折り返す。前半は同じく4位タイからスタートした同郷の先輩、朴セリに先行を許したが、後半に入り終盤の連続バーディを含む4バーディを奪って朴セリを逆転。通算17アンダーで今季初優勝を飾った。朴セリは通算16アンダーの単独2位。優勝こそ後輩に譲ったが、久々の優勝争いで存在感をアピールした。

続く通算15アンダー、3位タイにはハン・ヒーウォン、J-Y.リー(ともに韓国)、アンジェラ・スタンフォードの3人。首位からスタートしたクリスティ・カーは前半にスコアを伸ばせず優勝争いから脱落して6位タイ。同じく首位からスタートしたクリスティ・マクファーソンは前半の3連続ボギーでペースを崩し、18位タイで大会を終えている。

2009年 LPGAステートファームクラシック