2013年 全米女子オープン

朴仁妃がメジャー3連勝に王手 宮里藍が8位浮上

2013/06/30 08:17
朴仁妃がついに王手。完全優勝でのメジャー3連勝が目前となった。(Gregory Shamus/Getty Images)

◇米国女子◇全米女子オープン 3日目◇セボナックGC(ニューヨーク州)◇6,821ヤード(パー72)

大会2日目が濃霧のためにサスペンデッドになり、この日は午前7時から第2ラウンドの残りが行われ、その後に第3ラウンドが実施された。最終日を首位で迎えるのは、現在世界ランキング首位で、海外メジャー2連勝中の朴仁妃(韓国)だ。

通算9アンダーの首位でスタートした朴は9番でバーディを先行するが、難易度の高い11番から3連続ボギーを叩いてしまう。しかし、14番でチップインバーディを奪うと、流れを取り戻して通算10アンダーでホールアウト。この日のラウンドでアンダーパーを記録した朴1人だった。

首位と4打差の通算6アンダー単独2位は韓国のキム・インキョン。通算3アンダー3位にはイングランドのジョディ・エワートシャドフ、通算1アンダー4位タイにリュー・ソヨン(韓国)、アンジェラ・スタンフォードの2人が続いている。

そして、日本の宮里藍が通算2オーバーの8位タイに浮上してきた。前日、2ホール残してサスペンデッドになったため、7時から2ホールをラウンドし、その後第3ラウンドに入った宮里。2バーディ、2ボギーの「72」と我慢のゴルフで23位タイから順位を上げてきた。

その他の日本勢は、上原彩子宮里美香が通算7オーバーの32位タイ。宮里藍同様、第2ラウンドを残していた上田桃子佐伯三貴は、再開後のラウンドでスコアを落として予選落ち。前日に第2ラウンドを終えていた有村智恵も予選で姿を消すことになった。

落としどころを間違えると大変なコース
3日目は鮮やかな青空に包まれた。
初日の出遅れから、しっかりと順位を上げてきた。
美しいフィニッシングホール
トップとの差は大きいが、最終ラウンドでも存在感を光らせたい。
ドライバーできっちりと好ポジションをキープ
バックにクラブハウスが望める3番ホール。
初日は納得のプレーで上々のスタートを切ったが・・・・
ギリギリで予選通過の吉報を受けた上原は、「73」。
多くのギャラリーが見守る中でプレー。
美しいフィニッシュ。

2013年 全米女子オープン