静かな展開となった最終日、L.ディアスが14アンダーで逃げ切った
2002/05/27 09:00
米国女子ツアー「LPGAコーニングクラシック」は初日66をマークし、首位タイでスタートしたL.ディアスが、安定したゴルフでスコアを伸ばし通算14アンダーで優勝した。3月に行われた「ウェルチ・サークルK選手権」に続き今シーズン2勝目。前回は最終日に逆転、今回は逃げ切っての優勝になった。
2位に1打差の12アンダーで迎えた最終日。3番パー3でバーディを奪ったディアスだが、続く4番では前日と同じホールでボギーを叩いてしまった。しかし、2位につけていたR.ジョーンズもスコアを伸ばしてこなかったので逃げ切ることができた。
単独2位になったジョーンズは2番パー5でバーディを奪いディアスを捕らえたのだが、その後はスコアを伸ばせず8番でボギーを叩きディアスを楽にしてしまった。優勝争いはこの2人に絞られた感じでゲームは進行し、その2人もパーセーブを繰り返す穏やかなゲーム展開だった。
3位にはS.カバレリと、この日のベストスコア67をマークしたM.マクガイアが11アンダーで並んだ。6バーディ、1ボギーと5ストローク伸ばしたマクガイアは、4月のロングズ ドラッグ チャレンジ以来シーズン2度目のトップ10入りを果たした。
今週は日本の3人娘が揃って予選を通過した。5アンダー13位でスタートした小俣奈三香にはトップ10入りの期待がかかったが、最終日は3バーディ、5ボギーとスコアを2つ落とし23位に後退してしまった。
1オーバー60で踏ん張っていた片野志保もバーディを4つ奪ったのだが、ダブルボギーを2つ叩くなどスコアを3つ落とし70位に後退。しかし、3オーバー76位からスタートした中島真弓はスコアを1つ伸ばし57位に浮上して競技を終えている。