2002年 LPGAコーニングクラシック

初日から首位をキープしているL.ディアスが12アンダーまで伸ばした

2002/05/26 09:00

米国女子ツアー「LPGAコーニングクラシック」は初日から首位をキープしているL.ディアスが3ストローク伸ばし12アンダーで再び単独首位になった。2日目は3バーディのみと静かなゴルフになったが、この日は前半から激しいゴルフだった。

2番パー5で3日連続となるバーディを奪い、4番はボギーを叩くが、5番から8番ホールまでに3つのバーディを奪い12アンダーまで伸ばした。後半難しいホールが続くのだが、無難にこなし12アンダーをキープして3日目を終えている。

ディアスを追ってきたのは6アンダー7位からスタートしたベテランのR.ジョーンズ。やはり前半に4つバーディを奪い、後半は1バーディ、ボギーを叩かない安定したゴルフで11アンダー単独2位に浮上してきた。

3位には9アンダーのS.カバレリ、そして単独4位に韓国の若手J.Y リーが8アンダーで続いている。明日最終日も前半に伸ばした選手が抜け出しそうな展開だ。

朴セリを筆頭に韓国の若手が次々に活躍しているが、日本勢も負けてはいない。3アンダー17位からスタートした小俣奈三香が、4バーディ、2ボギーでスコアを2つ伸ばし5アンダー13位に浮上してきた。今大会小俣にとって9番、10番ホールは、この3日間でボギーが4つにダブルボギーが1つと鬼門になっている。このホールを攻略し、初のトップ10入りを果たして欲しい。

そして3試合連続で決勝ラウンドに進出している片野志保は、5バーディ、5ボギーと出入りの激しいゴルフになったが1オーバーは変わらず。順位は55位から60位に少し下げてしまった。

また、初日2アンダーの好スタートを切った中島真弓は、前日と同じように1番、3番でボギーを叩いてしまった。5番パー5で3日連続となるバーディを奪ったのだが、その後もボギーは止まらずスコアを3つ落とした。通算3オーバーで76まで後退している。

2002年 LPGAコーニングクラシック