2002年 LPGAコーニングクラシック

女王不在で初日から混戦状態になっている

2002/05/24 09:00

米国女子ツアー「LPGAコーニングクラシック」は、初日から混戦模様になっている。首位に立ったのは6アンダーをマークしたB.ベーダー、S.スタインハウアー、L.ディアスの3人。ベーダーは13番から16番ホールまで4連続でバーディを奪った。

今週は現在賞金ランキングでも首位を独走するA.ソレンスタムが欠場、ライバルのK.ウェッブも不在と少しさびしい気がするが、他の選手には誰にでもチャンスがあり、白熱した上位争いが見られそうだ。

首位に1打差の4位グループにはJ.マッギルなど4人が並んでいる。マッギルも1番から4連続バーディ、そして10番から3連続バーディとスコアをまとめて伸ばしている。

今週の日本勢は昨年末のQスクールで米ツアー出場資格を得た3名が出場している。初日最もスコアがよかったのは中島真弓だった。

1番ホールからスタートした中島は、いきなり連続バーディを奪った。そして4、5番でも連続バーディを奪いリーダーボードの一番上に名前を刻んだ。しかし、7番でボギーを叩くとそれまでのリズムが崩れてしまった。しばらくパーでしのいだが、13、15番でもボギーを叩いてしまった。終盤17番で再びバーディを奪い2アンダーでフィニッシュし、25位につけている。

1打遅れて小俣奈三香が35位につけている。10番からスタートした小俣は中島とは対照的にボギースタートになった。この日の小俣はバーディを5つ奪ったのだが、バーディを取った直後にボギーを叩くというリズムに乗れないラウンドだった。

そして、2週連続で決勝ラウンド進出中の片野志保だが、バーディを奪えず苦しいラウンドになった。4番、13番のボギー2つで耐えたのだが、各選手がスコアを伸ばしているだけに102位と大きく出遅れてしまった。

2002年 LPGAコーニングクラシック