美香、桃子が3位タイ! チェ・ナヨンが単独首位
◇米国女子◇サイム・ダービー LPGA マレーシア2日目◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6,246ヤード(パー71)
初日、カリー・ウェブ(オーストラリア)と並んで首位タイからスタートした昨年覇者のチェ・ナヨン(韓国)が、2日目も4ストローク伸ばし、通算10アンダーで単独首位に立っている。
ナヨンはこの日も3番でバーディを先行させると、続く5番、6番で連続バーディを奪って折り返した。後半は2つのボギーを叩くが、トータル6つのバーディを量産。後続に2打差をつけて単独首位に抜け出した。通算8アンダーの単独2位にはシドニー・マイケルズが続いている。
首位と1打差の3位タイからスタートした宮里美香は、この日は「69」と、2ストローク伸ばすにとどまるも、通算7アンダーの3位タイをキープしている。その美香に離れずと、上田桃子が「67」をマークして通算7アンダーに並び、スーザン・ペターセン(ノルウェー)、リゼット・サラスらと並び、3位タイグループに浮上した。また宮里藍も2ストローク伸ばすが、通算5アンダーの8位タイから12位タイに順位を落としている。
<桃子「久しぶりに良いゴルフができた」>日本勢コメント
■ 上田桃子
「目の前の一打に集中でき、久しぶりに良いゴルフができました。グリーンのスピードが合っていて、思っているところにパットも打てましたし。今年は2日目までは上位にいても4日間もたなかったので、今週は上だけを目指してプレーしたい。ボードから名前が消えることのないようにあと2日間頑張ります」
■ 宮里美香
「フロントナインは4アンダーで良かったんですけど。10、11番の連続ボギーで心が切れかけましたね・・・。12番のバーディでなんとかリズムを崩すことなくラウンドできました。フェアウェイが柔らかいことにより、距離感のミスが多かったので、もったいないボギーをなくせばバーディは獲っていけるし、明日からはバーディ合戦になると思いますね」
■ 宮里藍
「ショットはフェアウェイもグリーンも外さなかったのですが、前半はパットの読みが外れてパーを重ねる我慢のゴルフでした。パット自体のストロークは良く、思ったところに打てていると思います。難しい18番で5、6メートルの長いバーディパットが決まってくれたので、明日に繋がると思います」