2012年 全米女子オープン

藍が1打差の4位、美香も8位の好発進! 首位にC.カーら3人

2012/07/06 10:47
後半に4バーディを奪い、一気に首位争いに加わった宮里藍

◇海外女子メジャー第3戦◇全米女子オープン 初日◇ブラックウォルフランチャンピオンコース(ウィスコンシン州)◇6,984ヤード(パー72)

屈指の難コースを舞台に戦われる「全米女子オープン」。その初日、やはりツアーを牽引する実力者たちが上位に名を連ねた。メジャー1勝のブリタニー・リンシコム、07年に次ぐ2度目のタイトルを狙うクリスティ・カー、リゼッテ・サラスの3人が「69」をマーク。3アンダーで首位に並ぶ好スタートを切っている。

そして先週、今季2勝目を挙げた宮里藍が1打差の2アンダー2位タイにつける滑り出し。インの前半こそ2ボギーと振るわなかったが、後半に4バーディを奪ってリーダーズボードを駆け上がった。同順位には、ジェニー・リー、ベアトリス・レカリ(スペイン)、17歳のレクシー・トンプソンの3人が並んでいる。

さらに1打差の1アンダー8位タイに、先週を2位タイで終えた宮里美香ら7人。他の日本勢では、横峯さくら野村敏京が3オーバーの55位タイ。綾田紘子は4オーバーの77位タイ、上田桃子は5オーバーの94位タイ、馬場ゆかり中山三奈は6オーバーの106位タイで終えている。

<藍、美香が再びリーダーズボードにそろいぶみ>
先週の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で優勝した宮里藍だが、その優勝は「Bittersweet(ほろ苦い)」と評された。先にホールアウトした藍を1打差で追いかけていた美香が、バーディパットを外して決まった勝利だったからだ。藍の元に歩み寄った美香は、「おめでとう」と祝福したが、その目には涙が溢(あふ)れていたという。

翌週、再び藍、美香がそろって上位に顔をのぞかせている。首位には3アンダーで3人が並んでいるが、藍は1打差、美香は2打差。二人共に、後半にスコアを伸ばしてアンダーパーとしているところに、強さと安定感がうかがえる。二人が目指すのは初のメジャータイトル。1998年に朴セリがこのコースで史上最年少優勝を果たして韓国ゴルフブームのきっかけを作ったが、そのチャンスが日本にも訪れようとしている。

40度近い暑さが選手たちを襲い、大会は消耗戦の様相を呈している。しかし、藍の徹底した体調管理と、美香の高いモチベーションはそんな難敵も寄せ付けない。沖縄出身の二人が、暑さの中で輝きを見せている。

18番ホールのウォーターハザード内からショット。シューズを脱いで、池に入って、エイッ!でも、1発では出なかった
全米オープンのタイトルを持つカーは、優勝候補の最右翼でもある
今年すでにツアー1勝を挙げ、その実力は証明済み。大舞台で活躍できるか?(38位タイ)
一歩間違えば大きなケガにつながる。コースの形状にも危険はいっぱい
終盤で2つスコアを落としたものの、-3までスコアを伸ばしトップにも立っていた。最後まで侮れない選手だ
池には入っていないはずなのに、ボールが見つからない…。一体どこへ消えた?
この二人はいつも仲がいい。ペターセンからもらったナッツを口いっぱいにほおばる
宮里藍と同組でプレーしたプレッセルは+2の38位タイ。一つのパットが入るか入らないかという、わずかの差だ
パットに苦しんでいるようだが、11番ではグリーン脇のラフからチップインバーディを決めた
時々大きなミスが出て流れが止まってしまう。全米オープンでは出るミスを最小限に抑えることがポイントだ
深いラフと速いグリーンに翻弄されたが、決して対応できないわけではないはず

2012年 全米女子オープン