藍は首位と3打差の15位タイ発進!Y.ツェン、S.ルイスが首位
2011/09/10 09:31
米国女子ツアーの第17戦「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」が、アーカンソー州のピナクルCC で開幕。その初日、宮里藍が首位と3打差の15位タイと好スタートをきった。
「3日間大会なので、初日からスタートダッシュをかけたい」と大会前日に話していた宮里藍は、この日2アンダーの「69」でまわり15位タイでホールアウト。インからスタートした宮里は、12番から14番を3連続バーディとし、宣言どおりのスタートダッシュを見せた。しかしその後もバーディチャンスにつけるも「惜しいパットが結構あった。今までにないピンポジションが今年は結構多くて読みに苦戦したという感じ」と、パットが決まらず失速。後半4番(パー4)で、セカンドショットがグリーンを捕らえることができず、「3打目のアプローチが難しかった」とボギーとしたが、2ストローク伸ばしてホールアウトした。
初日首位に立つのは、今季すでに1勝を挙げているステーシー・ルイスと、ディフェンディングチャンピオンのヤニ・ツェン(台湾)の2選手。この日は5ストローク伸ばす「66」をマークして首位に並んだ。4アンダーの3位タイにはパク・ジヨン(韓国)、カレン・スタップルズ(イングランド)、テイラー・レオンの3選手が続いている。
そのほか日本勢は、宮里美香、野村敏京ともに1アンダーの24位タイでホールアウト。野村はこの日9番でスロープレーによる2打罰を受ける不運に、「そんなに遅くないのに、なんで私だけ…」と肩を落とした。しかし首位とは僅差、優勝争いにも十分に絡めるポジションで残り2日を戦う。