2011年 セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ

ナヨンが首位!美香、猛追で3位へ浮上

2011/08/21 12:00
伸ばしたスコアは2ストロークにとどまったが、単独トップを守って最終日に入るチェ・ナヨン(Getty Images/Jonathan-Ferrey)

オレゴン州にあるパンプキンリッジCCで開催されている米国女子ツアー第15戦「セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ」の2日目、通算8アンダーで首位のチェ・ナヨン(韓国)を追い掛けて、宮里美香が3位へと浮上を果たした。

初日は1オーバーと苦しんだ宮里だったが、この日はショットが安定し、バーディチャンスを量産する。2番でバーディを先行させると、6番で2打目をバンカーに入れてボギーとしたが、この日のボギーはこれ一つ。8番で5mを沈めてバーディとすると、後半も3バーディを奪って「67」。4つスコアを伸ばして通算3アンダーとし、首位のナヨンに5打差の単独3位で2日目を終えた。

「欲を言えばもうちょっといけた」という宮里だが、「明日がすごく楽しみ」と米ツアー初優勝へ向けて気合は十分だ。

首位スタートのナヨンは、この日は3バーディ1ボギーとじわりとスコアを伸ばして通算8アンダーとして首位キープ。単独2位には、今年のメジャーチャンピオン、ステーシー・ルイスが3つのボギーを6バーディで取り返し通算5アンダーとして7位タイから浮上している。

一方で初日11位タイにつけていた宮里藍は、この日は3オーバーとスコアを落とし、通算2オーバーの25位タイへと後退。「今日はコースが難しかった。昨日とはまったく別のコースになった感じ。なかなかイメージの切り替えをするのが難しかった」。大会連覇は極めて難しい状況となった。

上田桃子はカットラインぎりぎりの通算7オーバーの69位タイで決勝ラウンドへ進出。野村敏京は、逆に1打及ばず8オーバーの83位タイで予選落ちを喫している。

2011年 セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ