2004年 サムスンワールド選手権

終盤の追い上げで女王アニカが逆転勝ち!今季6勝目!!

2004/10/18 09:00

テキサス州にあるビッグホーンGCキャニオンズコースで開催されている、米国女子ツアー第28戦「サムスンワールド選手権」の最終日。女王アニカ・ソレンスタムがラスト5ホールで首位との3打差をひっくり返し、大逆転劇で今季6勝目を飾った。

今季15試合にしか出場していないソレンスタムはこれで4年連続獲得賞金200万ドルの大台を突破。ちなみに、過去に年間獲得200万ドルを越えた選手はソレンスタム以外にいない。

最終日を3打リードして迎えたグレース朴。最終ラウンドを首位でスタートした時は1度しか負けていないグレース朴にアニカが後半猛チャージをかけた。パー5、15番ホールでは12メートルからチップインイーグルを決めて首位に並ぶと、17番では2メートルのバーディパットを難なく沈めて今大会初めてグレース朴を抜いて単独首位に踊り出た。

対照的に、最終グループを周っていたグレース朴は前半でダブルボギーを叩くなど不安定な出だし。最後は17、18番と連続ボギーで完全に優勝戦線から脱落した。アニカは1イーグル、3バーディの通算18アンダーでホールアウトしてグレース朴には最後3打差をつけた。2週連続2位に甘んじたグレース朴はこれで今季6度目の2位フィニッシュとなった。

3位には若手のホープ、ロレーナ・オチョアが入り、14歳の天才少女ミシェル・ウィ(アマチュア)はこの日2つスコアを伸ばし通算5アンダー、13位タイで競技を終えた。

2004年 サムスンワールド選手権