2005年 マクドナルドLPGAチャンピオンシップ

夢の年間グランドスラムに向けアニカが今季メジャー2勝目!

2005/06/13 09:00

メリーランド州、ブルロックGCで行われている、米国女子ツアー第14戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」の最終日。2位に5打差をつけスタートした女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、この日も確実にバーディを積み重ねて今季メジャー2勝目、メジャー通算9勝目を飾った。

最終日も晴天となり、メジャー特有のグリーンの固さはさらに厳しさを増した。一緒にまわったキム・ヤン(韓国)がスコアを崩していく中、アニカは安定したゴルフを展開。終盤の17、18番と連続ボギーをたたいたが、2位に3打差をつけ余裕の勝利。今季メジャー第1戦の「クラフトナビスコチャンピオンシップ」と同じく、圧倒的な強さを見せつけた。

上位陣がスコアを崩す中、3アンダーでラウンド。トータル8アンダーで2位に入ったのは15歳のミッシェル・ウィだった。女子プロの最高峰を競う大会にアマチュアが出場するということで、開催前から物議をかもしていたウィだったが、外野の声に左右されず堂々としたゴルフを展開。どんな大会でも優勝を狙える実力があることをしっかりとアピールした。

また、今季「サイベースクラシック」で初優勝を果たした18歳のルーキーのポーラ・クリーマーが大健闘。最終日のベストスコア「67」をたたき出し3位タイに入った。

ウィ、クリーマー、さらには初日トップに並んだ22歳のナタリー・ガルビス。外国勢に遅れをとっていた米国の選手に、将来の大活躍が期待できる若手が現れ始めた。

2005年 マクドナルドLPGAチャンピオンシップ