ルーキーのP.クリーマーが混戦を制しツアー初優勝
2005/05/23 09:00
ニューヨーク州にあるワイカギルCCで行われている、米国女子ツアー第11戦「サイベースクラシック」の最終日。混戦を制し、トータル6アンダーでツアー初優勝を挙げたのが、ルーキーのポーラ・クリーマーだ。
最終日は、まさに手に汗握る混戦となった。後半まで5アンダーで首位に3人が並ぶという展開の中、最後に勝利の女神を引き寄せたのはクリーマー。この日は、一気にスコアを伸ばすような爆発力こそなかったが、常に安定したプレーを見せて、2位タイのグローリア・パーク(韓国)と、ジャン・ヤン(韓国)に1ストロークの差を付けて悲願の初優勝を達成した。
もちろん、あと1歩勝利に届かなかった2位の2人も素晴らしいプレーを繰り広げた。特にヤンは、この日4つスコアを伸ばし、猛チャージで一気に上位に食い込んできたのは見事の一言。
そのほか3日目トップに立ち、優勝が期待されたクリスティナ・キム(韓国)は、この日スコアを2つ落として、通算4アンダーの単独4位、さらに上位に付けていたジョ・ミ・キム(韓国)も、ヘザ-・ボウイと並んで結果的には5位タイとなった。
また、日本勢として決勝ラウンドに進んだ東尾理子だったが、最終日も思うようなプレーが出来ず6つスコアを落として、通算15オーバーの65位タイに終わった。