2010年 全米女子オープン

横峯さくらが2打差、6位タイ発進!ラングが単独首位

2010/07/09 09:54
難コースを攻略し、単独首位スタートを切ったブリタニー・ラング

米国女子メジャーの第3戦「全米女子オープン」が7月8日(木)、アメリカのペンシルバニア州にある、オークモントCCで開幕した。世界屈指とされる難コースが舞台の今大会。予想通りロースコアでの戦いとなり、アンダーパーは僅かに5人と、初日から凌ぎ合いの展開となった。

その中で2アンダー単独首位に立ったのは、ブリタニー・ラング。1打差の1アンダー2位タイに、M.J.ハー朴仁妃、アミ・ヤンの韓国勢に加え、アマチュアのシェーン・ケリー(南アフリカ)が食い込む大健闘を見せている。

そして、8人が出場している日本勢の中で最上位につけたのが、6位タイで終えた横峯さくら。後半の12番パー5ではダブルボギーを叩いたものの、5つのバーディをマークしてイーブンパーでフィニッシュ。首位に2打差と絶好のスタートを切っている。

諸見里しのぶは、クリスティ・カーポーラ・クリーマーらと並び1オーバーの8位タイ。宮里藍は2オーバーの22位タイ、有村智恵が3オーバーの41位タイで続いている。宮里美香は6オーバーの73位タイ、上田桃子は9オーバーの111位タイ、上野藍子森桜子は12オーバーの138位タイと出遅れる幕開けとなった。

3オーバーを目標にしていたという横峯さくら。イーブンパーのラウンドは上出来だ
朝7時、第1組でスタートした宮里美香。朝もやのなか、スタート前にデータのチェック
3つのバーディを奪い1オーバーのラウンド。8位タイと好調なスタートを切った諸見里しのぶ
首位に4打差のスタートを切った宮里藍。まずは上々の滑り出しと言っていいだろう
一時は1アンダーと首位に並んだが、終盤に失速してしまった有村智恵
教会の椅子をイメージしたバンカー。近くで見ると、一つ一つのあごがけっこう深い
初日は大きく出遅れたが、難しいコースだけに、巻き返せば予選通過のチャンスはある
多くの選手がポイントに挙げていたグリーン上。1打1打が順位を大きく左右する
ひとつバーディを奪ったものの、83とコースに打ちのめされた上野藍子
11オーバー(82)を叩き、茫然自失。ショートゲームのタッチを見失っている
「調子が良くてもスコアが出るコースではない…けど。」満足なプレーができず苦しい表情
メジャーのプレッシャーを感じないところが横峯さくらの強みの1つ
同伴競技者のペースが遅く、4ホール目で早くも計測された
ハザードの1つ1つがボギーへと導く罠となって待ち構える
まずは初日を無難に切り抜けた諸見里しのぶ。明日からはさらなる上を目指す!
申智愛、4番ホールで3打目をカップに放り込んでイーグル!

2010年 全米女子オープン