2010年 ベルマイクロLPGAクラシック

最終日を前に混戦模様! 日本勢は揃って後退

2010/05/16 09:55
「65」の猛チャージで一気に首位に並んだS.ペターセン(Dave Martin /Getty Images)

アラバマ州のRTJゴルフトレイルで開催されている、米国女子ツアー第7戦「ベルマイクロLPGAクラシック」の3日目。スーザン・ペターセン(ノルウェー)、朴セリ(韓国)、 ブリタニー・リンシコムの3人が通算13アンダーで首位に並び立っている。

13位タイからスタートした宮里美香は、6番でこの日最初のバーディをマーク。しかし、前半上がり2ホールで連続ボギーを叩いて折り返す。後半はバーディで幕を開けたが、直後の11番でボギー。最終18番でもボギーを叩いて通算2アンダーに落とし、33位に後退した。23位タイで3日目を迎えた宮里藍は、スタートホールこそバーディを決めたが、続く2番から3連続ボギー。その後も波に乗れず、通算イーブンパーでフィニッシュした。1つスコアを落とした上田桃子と並び、49位タイで最終日へ臨む。

首位争いに目を向けると、2日目を終えて単独首位に立っていた朴セリに、リンシコム、そしてこの日のベストスコア「65」をマークしたペターセンが追いつき、3人で首位グループを形成。最終日も白熱した戦いが繰り広げられるだろう。

2打差で首位の3人を追うのはJ.Y.リーとチェ・ナヨンの韓国コンビに、アザハラ・ムノツ(スペイン)を加えた3人。逆転優勝の可能性も十分にある、若手たちの最終日のプレーにも期待したい。

2010年 ベルマイクロLPGAクラシック