藍は1打差の3位タイ、桃子が15位に急浮上!
シンガポールにあるタナ・メラCCで開催されている、米国女子ツアー第2戦「HSBC女子チャンピオンズ」の2日目。この日も全体的にスコアが伸び悩む中、首位に1打差の5位タイからスタートした宮里藍は1ストローク伸ばし、通算4アンダーでホールアウト。首位に1打差の3位タイに浮上し、連日の首位争いを演じている。
序盤はボギーが先行したものの後半に巻き返し、4バーディ、3ボギーの「71」でホールアウト。「1つ伸ばせたのは大きかった。最終ラウンドに向けては1つでも伸ばした方が有利になると思います」と、残り2日間に向けて意気込んでいた。
健闘を見せたのが、初日に49位タイと出遅れていた上田桃子。「足に力が入らず、朝からあまり調子が良くなかった」と振り返る上田だが、スタートホールの10番でオーケーバーディの好発進。さらに前半の13番から怒涛の5連続バーディ、折り返し後の2番、3番でもバーディを奪うなど、一時は首位争いに加わる勢いを見せた。5番から3連続ボギーを叩き失速したが、通算1アンダーの15位タイに急浮上。「体調面に不安は残るけど、頑張って耐えられるようにしたい」と万全の状態ではないながらも、上位争いに名乗りを挙げた。
横峯さくらは1ストローク伸ばし、通算イーブンパーの21位タイに浮上。宮里美香は通算1オーバーの27位タイ、諸見里しのぶは通算2オーバーの32位タイで続いている。有村智恵は2日目も伸び悩み、通算4オーバーの45位タイに後退している。
通算5アンダーの首位タイには、キム・ソンヒー(韓国)とアンジェラ・スタンフォード。宮里藍と並ぶ3位タイには、スーザン・ペターセン(ノルウェー)、ジュリー・インクスター、5ストローク伸ばしたハン・ヒーウォン(韓国)ら5人が続く。ロレーナ・オチョア(メキシコ)は後半に大きく崩れ、通算3オーバーの39位タイに後退。ディフェンディングチャンピオンの申智愛は、通算2アンダーの10位タイに浮上している。