河村雅之がツアー初V 寺西明は初の賞金タイトル
2020/12/05 17:54
◇国内シニア◇金秀シニア沖縄オープン 最終日(5日)◇かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄)◇6862yd(パー72)
53歳の河村雅之が5バーディ、1ボギーの「68」でプレー。首位を譲らず、通算4アンダーでツアー初優勝を挙げた。
夫人の寛子さんをキャディに起用し、「やっと夢を叶えてあげられました。僕よりも優勝を待っていてくれた。結婚する前のチャレンジツアーで担いでもらったときに優勝しましたが、結婚してから全然優勝できなかったので」と喜んだ。
通算2アンダー2位に白潟英純。通算1アンダー3位に白浜育男、福永和宏、手嶋多一の3人が並んだ。
寺西明は通算6オーバー26位で終え、賞金16万8214円を加算。シニアツアー参戦5年目の54歳が2位の篠崎紀夫に約50万円差をつけて、初の賞金タイトルを獲得した。
「(9月の)日本シニアオープンを勝って、賞金王ももらえて素晴らしい1年になりました」と笑顔を見せた。
日本人が賞金タイトルを手にするのは2015年の室田淳以来、5年ぶりとなった。
「ことしは(2016年から3年連続賞金タイトルを獲得したタイのプラヤド・)マークセンもみんな来ていませんからね。でも成績を見てもらったら、わかるように、それにひけをとらないバーディ数、パット数と安定した感じにはなっている」と胸を張った。