寺西明が5打差をつけて週末へ 藤田寛之2位浮上
2020/09/18 18:00
◇国内シニアメジャー◇日本シニアオープン 2日目(18日)◇鳴尾GC(兵庫県)◇6601yd(パー70)
時折、通り雨もパラついた大会2日目。単独首位から出た寺西明が2バーディ、1ボギーの「69」で通算6アンダーとして首位をキープ。2位に5打差をつけて大会を折り返した。
初日をノーボギーとした寺西だったが、この日はスタートホールでいきなりボギー。だが、「あ、こんなもんか」と逆に開き直ったという。前半は耐えに耐えて、10番までに1パットでしのいだのが実に5ホール。11番のバーディでこの日イーブンに戻すと、後半はさらに1つ伸ばして戻ってきた。
「きょうは80点(ストローク)くらい打ってもおかしくないゴルフ。それが1つのバーディで一気に流れが良くなった」と紙一重の1日を振り返った。後続に5打差をつけているものの「そんなのは関係ない。20打差あったら勝てるっていうけど、10打差でも分からない」と、兵庫が地元で鳴尾GCの怖さを知るだけに週末に向けた言葉も慎重だ。
通算1アンダーの2位には「69」で回った大会初出場の藤田寛之と、岡茂洋雄の2人が続く。イーブンパーの4位に深堀圭一郎、鈴木亨、秋葉真一の3選手がつけた。
ディフェンディングチャンピオンの谷口徹は通算2オーバーとして前日の34位から15位へ浮上。予選通過は通算10オーバーまでの68人となった。
<上位の成績>
1位 ―6 寺西明
2T ―1 藤田寛之、岡茂洋雄
4T E 深堀圭一郎、鈴木亨、秋葉真一
7T +1 小島正典、伊藤正巳、熊谷則宏、山添昌良、篠崎紀夫、川岸良兼、小山内護、塚田好宣