2014年 第53回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ

渡辺司が20年ぶりの大会連覇に王手 雪辱を期す室田淳が1差

2014/10/11 16:32
20年ぶりの快挙なるか。日々入れ替わる首位に渡辺が立った(画像提供PGA)

◇国内シニア◇日本プロゴルフシニア選手権大会 3日目◇サミットゴルフクラブ(茨城県)◇6,878ヤード(パー72)

26位からスタートした前年覇者の渡辺司が、ムービングデーの主役になった。前半6番からの4連続を含む8バーディ、ノーボギー、この日のベストスコア「64」をマーク。通算12アンダーで単独首位に浮上し、2008年と13年に続く大会3勝目、内田繁が達成した94年以来20年ぶりとなる大会連覇に王手をかけた。

通算11アンダーの2位タイは、昨年は渡辺にプレーオフで敗れて2位に終わった室田淳。渡辺を追うように「65」と伸ばし、雪辱へのチャンスを最終日につなげた。同順位には、尾崎直道ポール・ウェセリン(イングランド)が並んでいる。

通算10アンダーの5位に、高島康彰、白浜育男真板潔の3人。通算9アンダーの8位に水巻善典、さらに1打差の9位に井戸木鴻樹ら4人が続く。単独首位から出たシニアツアーデビュー戦の上出裕也は「78」を叩き、通算3アンダーの32位に沈んだ。

2014年 第53回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ