2023年 大王製紙エリエールレディス

シード争いは最終決戦 年間女王レースは残り2戦の正念場/国内女子

2023/11/14 12:20
2年連続年間女王の座まで残り2戦の山下美夢有※撮影は「TOTOジャパンクラシク」

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 事前情報◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)

2023年シーズンも残すところ2試合。メルセデスランキング(MR)による来季シード争いの最終決戦で、年間女王争いの行方を争う大会が16日、賞金総額1億円(優勝賞金1800万円)をかけて開幕する。前年大会は藤田さいきが「72ホール競技(パー71)の最少ストローク記録」を4打更新する通算21アンダー「263」をマークして、11年35日ぶりの復活優勝を飾った。

4日間大会(72ホール競技)のため、MRに加算される優勝者のポイントは300pt。年間女王レースではランク1位の山下美夢有、前週休みで山下との9.32pt差を追って復帰する2位の申ジエ、山下と147.26pt差の3位・岩井明愛の争いに注目だ。

山下は岩井と上田桃子、申は藤田、小祝さくらと予選ラウンド同組になった。

また、出場者が「今季ツアー優勝者」「MR上位者」など40人に限られる次週の最終戦への出場権を巡る戦いもある一方、今大会終了時点で「MR50位まで」の来季シード獲得者が確定する。MR55位の堀琴音、63位の金田久美子、65位の三ヶ島かな、71位の渡邉彩香らがシード喪失の危機にあり、48位の笠りつ子、49位の川崎春花、50位の濱田茉優は順位をキープしたい。

11月のプロテストに合格したばかりの與語優奈は、アマチュアとして出場する。

<主な出場予定選手>
青木瀬令奈穴井詩岩井明愛岩井千怜上田桃子川岸史果菊地絵理香小祝さくら小滝水音西郷真央櫻井心那申ジエ菅沼菜々鈴木愛原英莉花藤田さいき堀琴音三ヶ島かな森田遥山内日菜子山下美夢有吉本ひかる若林舞衣子渡邉彩香

2023年 大王製紙エリエールレディス