開幕戦以来の申ジエが単独首位発進 前週Vの高橋彩華が1打差2位

◇国内女子◇パナソニックオープンレディース 初日（29日）◇浜野GC（千葉）◇6660yd（パー72）

ツアー通算28勝の申ジエが8バーディ、1ダブルボギーの「66」で回り、6アンダーの単独首位発進を切った。28日に34歳の誕生日を迎え、バースデーウィークに好調な滑り出しを見せた。国内の試合に出るのは3月開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」以来の約1カ月半ぶりとなる。

トップと1打差の5アンダー2位は前週に初Vを遂げた高橋彩華。17番で唯一のボギーを喫したが、18番で獲り返してバーディ上がりの6バーディ、1ボギーの「67」でプレーした。

4アンダー3位にテレサ・ルー(台湾)、福山恵梨、天本ハルカ、川岸史果、その1打後ろの3アンダー7位に松森彩夏と小祝さくらが続いた。

首痛から回復し、3週ぶりの参戦となった西郷真央は3バーディ、1ボギーの「70」とし、前年覇者の上田桃子と並んで2アンダー9位で初日を終えた。

西郷は「ボギーになりそうな時もあったんですが、パットでパーセーブできたりして悪い流れを作ることなく終えられた」と振り返った。

ただ、フェアウェイキープ率は50％（7／14）とプレー中に首を傾げる場面もあった。「特にティショットの調子が良くなかったので、そこは調整しないといけない」と課題に言及した。

稲見萌寧は5バーディ、4ボギーの「71」で原英莉花、大里桃子らと並んで1アンダー16位。

＜主な上位選手＞
1／－6／申ジエ
2／－5／高橋彩華
3T／－4／テレサ・ルー、福山恵梨、天本ハルカ、川岸史果
7T／－3／松森彩夏、小祝さくら
9T／－2／仲宗根澄香、桑木志帆、佐藤心結、岩井明愛、全美貞、西郷真央、上田桃子