2021年 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯

稲見萌寧が4打差圧勝 メジャー初制覇で賞金ランクトップ浮上

2021/09/12 15:24
稲見萌寧がメジャー初優勝

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日(12日)◇静ヒルズCC (茨城県)◇6680yd(パー72)

1打差2位から出た稲見萌寧が8バーディ、ノーボギーの「64」をマーク。通算19アンダーで逆転し、メジャー初優勝を果たした。8月「ニトリレディス」に続く2020-2021年シーズン8勝目(通算9勝目)。東京五輪銀メダリストが賞金3600万円を獲得し、小祝さくらを抜いて賞金ランキングトップに浮上した。

出だしの1番でバーディを奪ってトップに並ぶと4番(パー3)のバーディで抜け出した。その後も着実にスコアを伸ばして2位に4打差をつけて圧勝した。

単独首位でスタートした西郷真央は「69」で通算15アンダー2位に終わり、ツアー初勝利と大会史上初の10代での優勝はならなかった。44歳の大山志保は通算14アンダー3位だった。

植竹希望が通算13アンダー4位、勝みなみが通算12アンダー5位。「66」でプレーした鈴木愛と「65」と伸ばした西村優菜が10アンダー6位に入った。

海外メジャーからの国内ツアー復帰戦となった渋野日向子は3バーディ、3ボギーの「72」と伸ばせず、通算3アンダー25位で終えた。

賞金ランキングトップだった小祝さくらは通算2アンダー30位に終わった。

<最終日の上位の成績>
優勝/-19/稲見萌寧
2/-15/西郷真央
3/-14/大山志保
4/-13/植竹希望
5/-12/勝みなみ
6T/-10/西村優菜鈴木愛
8T/-9/高橋彩華イ・ミニョン
10T/-7/金澤志奈安田祐香小滝水音木村彩子野澤真央

見応えあった最終組の3人。
次こそは優勝の笑顔が見たいですね。
初日が終わった時には、みなみちゃんの完全優勝もあるかなって思ってたんですけどね。単独5位フィニッシュ。
インパクト音が分厚いんですよね。
ノーボーギーのナイスラウンドでしたね。10位タイフィニッシュ。着実に一歩ずつ初優勝に近付いてますよ。
これが本当のメジャーの重みですな。

2021年 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯