2021年 伊藤園レディス

稲見萌寧が22歳で通算10勝目を達成 宮里藍に次ぐ2番目の若さ

2021/11/14 14:59
9打差圧勝で今季9勝目を挙げた稲見萌寧

◇国内女子◇伊藤園レディス 最終日(14日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741yd(パー72)

10アンダー首位から出た稲見萌寧が7バーディ「65」をマークし、後続に9打差をつける通算17アンダーでツアー通算10勝目、今年8勝目(2020-21年シーズン9勝目)を挙げた。22歳108日での2桁勝利到達は、宮里藍の20歳105日に次ぐ2番目の若さ。出場73試合目での達成は宮里(47試合)、アン・ソンジュ(65試合)に次ぐ。

稲見は2019年「センチュリー21レディス」で初優勝を飾り、同年にツアーの新人賞を獲得した。20年「スタンレーレディス」で2勝目を挙げた。2021年「中京テレビ・ブリヂストンレディス」2日目にツアー記録となる13バーディをマークして優勝するなど勝利を積み重ねた。8月の「東京五輪」では、銀メダルを獲得した。

ツアー通算10勝目

西郷真央金澤志奈が通算8アンダー2位。西郷は今季7度目の2位となった。2位から逆転Vを狙った上田桃子は前半8番、9番で連続ボギーを喫するなどスコアを伸ばせず「74」で、通算7アンダー4位に終わった。

賞金ランキング2位の古江彩佳は「67」で回って通算6アンダー5位。山下美夢有が5アンダー6位、鈴木愛が4アンダー7位だった。

<上位成績>
優勝/-17/稲見萌寧
2 T/-8/西郷真央金澤志奈
4/-7/上田桃子
5/-6/古江彩佳
6/-5/山下美夢有
7/-4/鈴木愛
8T/-3/宮里美香勝みなみ森田遥青木瀬令奈

ティショット後キャディと打球の行方を追う、ダンスみたい
ベテランも追いかけたが…
ティショットを曲げてふくれるも憎めないね
今日も笑顔でラウンド、いつも明るいね
ティイングエリアで満面の笑み
カメラを見ておすましポーズ

2021年 伊藤園レディス