渋野日向子が涙の大逆転V 賞金女王決着は最終戦へ
2019/11/24 14:19
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日(24日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6580yd(パー72)
「全英」覇者の渋野日向子が逆転でツアー4勝目を挙げ、賞金女王戴冠へ望みをつないだ。
首位と2打差の7位から、賞金ランキング1位の鈴木愛と同組でチャージをかけた。前半で3つ伸ばして鈴木と1打差の2位で折り返すと、10番から2連続バーディで首位に浮上。15番でもバーディを奪い、ボギーなしの「66」。通算19アンダーでライバルを振り切って優勝を決めると、涙を流した。
前週「伊藤園レディス」で国内26試合ぶりに予選落ちを喫し、賞金レースで鈴木と約2430万円差で迎えた今大会。鈴木がツアー史上初の4連勝を決めればタイトルの望みが絶たれる状況で、自らの手でストップをかけた。ルーキーイヤーながら4勝目を積み上げ、優勝賞金1800万円を加算。鈴木、申ジエ(韓国)との三つどもえの争いは最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で決着する。
<上位の最終成績>
優勝/-19/渋野日向子
2/-18/鈴木愛
3/-17/イ・ミニョン
4T/-16/古江彩佳、森田遥
6/-15/高橋彩華
7T/-14/ペ・ソンウ、勝みなみ
9T/-13/藤田さいき、菊地絵理香
11T/-12/申ジエ ほか