有村が大爆発! ツアー記録に並ぶ「62」で単独首位へ
2009/11/21 16:18
香川県にあるエリエールGCで開催されている、国内女子ツアー第33戦「大王製紙エリエールレディスオープン」の2日目。全体的にスコアを伸ばし合う展開となり、上位ではビッグスコアが続出した。
その中でも驚異的なプレーを見せたのが、3位タイからスタートした有村智恵。この日10バーディ、ノーボギーと大爆発し、18ホール(パー72設定)でのツアー最小記録に並ぶ「62」をマーク。通算15アンダーで単独首位に立ち、2位に4打差をつけて明日の最終日を迎える。現在、約3,123万円差の賞金ランク4位につける有村だが、今週で優勝を飾れば、次週の最終戦へ逆転賞金女王への望みが繋がる。「できれば、明日はもっと良いスコアを出したい」と、笑顔で充実のラウンドを振り返った。
通算11アンダーの単独2位には、「66」をマークした16歳のアマチュア、野村敏京が浮上。通算10アンダーの単独3位に、こちらも「66」をマークしたベテランの木村敏美が浮上した。通算8アンダーの単独4位にはニッキー・キャンベル(オーストラリア)が続いている。
3位タイからスタートした上田桃子は1ストローク伸ばすにとどまり、通算6アンダーの9位タイに後退。賞金ランクトップを走る諸見里しのぶは、通算5アンダーの18位タイ。同2位で追う横峯さくらは2ストローク伸ばし、通算イーブンパーの48位タイ。最終ホールでのバーディで辛くも予選落ちの危機から脱し、ギリギリで決勝ラウンドに進出した。