アン・ソンジュ連覇で今季初V 木戸愛は2週連続で1打差敗北
2016/07/24 14:42
◇国内女子◇センチュリー21レディス 最終日◇伊豆大仁カントリークラブ(静岡県)◇6553yd(パー72)
最終日最終組の激戦は、最終ホールまで続いた。首位と2打差の3位から出た昨年覇者のアン・ソンジュ(韓国)が5バーディ、ボギーなしの「67」でプレーして通算9アンダーとし、逆転で大会連覇、今季初優勝を飾った。2015年10月の「TOTOジャパンクラシック」に続くツアー通算21勝目。
アン、木戸愛、菊地絵理香の最終組3人が並んで通算8アンダーで迎えた最終18番。2打目でグリーンを外した菊地、ピン2.5mにつけた木戸がそれぞれバーディを決められなかったのに対し、アンはピンそば80cmからしっかり沈めてバーディを奪い、勝利を決めた。左手でガッツポーズを作り、喜びを噛みしめた。国内女子ツアーは6月の「サントリーレディス」初日に右足首痛で棄権して以来の復帰戦だった。
首位で出た木戸は7番でイーグルを奪うなど中盤までリードを築いたが、終盤の15番でダブルボギーをたたき後退。菊地ともに2位で終え、前週の「サマンサタバサレディス」に続き、1打差で優勝を逃した。
通算7アンダーの4位に成田美寿々、通算5アンダーの5位に前週優勝の全美貞(韓国)、森田遥、O.サタヤ(タイ)の3人がフィニッシュした。
主催者推薦で出場している米国18歳アマチュアのシエラ・ブルックスは6バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「70」でプレーして通算4アンダーの8位で終えた。
【最終成績】
優勝/-9/アン・ソンジュ
2T/-8/菊地絵理香、木戸愛
4/-7/成田美寿々
5T/-5/全美貞、森田遥、O.サタヤ
8T/-4/福嶋浩子、笠りつ子、下川めぐみ、シエラ・ブルックス(アマ)