難関の最終ホールでドラマは? 原江里菜が地元V狙う
2016/05/18 12:27
国内女子ツアー「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」が20日、愛知県豊田市の中京GC石野コースで開幕する。昨年は第2ラウンドで首位に立った吉田弓美子が逃げ切り優勝した。
ピート・ダイ監修のコースは108個のバンカーが待ち受ける戦略性の高さ。最終18番(通常営業の9番)はグリーン左奥に池が口を開けており、最終日は左奥にピンが切られることが多い。池に向かって下り傾斜の左奥ラフを短く刈り込んだ昨年大会は、2打目を池に落とす選手が続出した。
昨季の賞金女王で今季出場試合のすべてでトップ10入り(うち優勝1)のイ・ボミは出場を見送った。注目は同じ韓国勢のキム・ハヌル。今季1勝で直近3試合ではトップ3を外していない。賞金ランクでもイの上をいく2位につけている。初日は9時30分、第11組で柏原明日架、穴井詩と同組でティオフする。
日本勢では毎年地元の大声援を受ける原江里菜が好調。今季は出だし4試合で2ケタ順位のフィニッシュが続いたが、直近4試合のうち3試合でトップ10に入っている。昨年大会優勝の吉田もここ2試合で7位、6位と上位に食い込み、連覇を狙う大会に向け調子を上げている。原は堀琴音、渡邉彩香と同組、吉田は鈴木愛、前週優勝の申ジエ(韓国)とのペアリングとなった。
<主な出場予定選手>
吉田弓美子、アン・ソンジュ、李知姫、大江香織、大山志保、表純子、柏原明日架、菊地絵理香、キム・ハヌル、佐伯三貴、酒井美紀、鈴木愛、テレサ・ルー、永峰咲希、成田美寿々、西山ゆかり、原江里菜、藤田光里、松森彩夏、森田遥、森田理香子、新垣比菜(アマ)、勝みなみ(アマ)