アン・ソンジュが得意コースで連覇狙う 菊地絵理香は雪辱なるか
2015/10/14 13:35
国内女子ツアー「富士通レディース」が16日から18日までの3日間、千葉市緑区の東急セブンハンドレッドCで開催される。
前年大会ではアン・ソンジュ(韓国)が菊地絵理香、横峯さくらとの三つ巴のプレーオフを制して優勝。史上最速で日本ツアーでの生涯獲得金6億円超えを決めた節目の大会となった。アンは2010年も大会最高記録の通算19アンダーで優勝しており、得意コースで連覇を狙う。
アンの連覇に立ちはだかるのは、前週の「スタンレーレディス」で今季5勝目をマークしたイ・ボミ(韓国)。7試合を残して今季の獲得賞金は1億7954万66円に到達し、ツアーの年間最高賞金額を更新中だ。賞金2位のテレサ・ルー(台湾)との差は約6500万円に広がっている。
グリーン手前に深いガードバンカーがあり、例年多くの選手を苦しめている18番(パー4)は今年も勝負の綾を作りそう。前年は、単独首位だった菊池がその18番をボギーとし、プレーオフにもつれこんだ末に優勝を逃した。
初日のペアリングが14日に発表され、イは森田理香子、ホステスプロの藤本麻子と同組に。菊地は服部真夕、笠りつ子とのペアリングとなったほか、上田桃子が吉田弓美子、アマチュアの勝みなみとのティオフとなった。
【主な出場予定選手】
東浩子、穴井詩、アン・ソンジュ、イ・ボミ、上田桃子、上原彩子、江澤亜弥、大江香織、表純子、金田久美子、菊地絵理香、木戸愛、キム・ハヌル、工藤遥加、香妻琴乃、酒井美紀、申ジエ、鈴木愛、テレサ・ルー、西山ゆかり、服部真夕、馬場ゆかり、藤田光里、藤本麻子、前田陽子、松森彩夏、森田理香子、吉田弓美子、葭葉ルミ、笠りつ子、渡邉彩香、新垣比菜(アマ)、勝みなみ(アマ)