上原が単独首位!難コースを前にアンダーパーは僅か5人
2009/09/10 12:24
岐阜県関市にある岐阜関CC東Cで行われている国内女子メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」の初日、青く晴れ渡った空から強い日差しが照りつけ、気温は27.2度まで上昇。午後からは強い風が吹き始めた。
初日を終えてアンダーパーは僅かに5人。6,632ヤードという距離と、狭いフェアウェイを外すと深いラフが待ち受けるセッティングが、選手たちを苦しめた。そんな中、午前スタートの上原彩子が、5バーディ1ボギーの「68」で回り、単独首位に立っている。
「パットが先週から良くなっていて、今日はドライバーの調子が良かった」という上原。「フェアウェイを外さないのが最低条件」と、岐阜関攻略のポイントを挙げたが、この日はティショットでフェアウェイを外したのは、3回のみ。フェアウェイからグリーンを捕らえ、バーディパットを確実に沈めた。
通算2アンダーの2位タイには、有村智恵と佐藤靖子の二人が続く。昨年は不調の中でシーズン終盤を迎え、メジャー大会には良い印象を持っていないという有村だが、「今年は意外といけるかも」と、好調なショットはメジャー大会でも揺るがない。佐藤は強い風が吹いた午後の最終組という苦しい条件だったが、「今日はセンター狙いで、落ち着いてゆっくりゆっくりやりました」と、マイペースで好スタートを切っている。
賞金女王レースを繰り広げる諸見里しのぶと横峯さくらは、共にイーブンパーの6位タイ。約1ヶ月ぶりの日本ツアー参戦となる上田桃子は、パットに苦しみ4オーバー、45位タイと出遅れている。